1面記事本紙から
旅行業再生を訴える JATA(1) G7並みの“水際緩和”を
日本旅行業協会(JATA)は7月7日、東京・霞が関の本部会議室で記者懇談会を開き、旅行業再生への取り組みや政府に対する要望を紹介し、理解と支援を求めた。髙橋広行会長(JTB会長)ほか副会長3氏が出席し、担当別に国内旅行、海外旅行、訪日旅行の...
“故郷さがし”が次のトレンド じゃらん宿泊旅行調査2022を読み解く(2) 魅力度ランキングは総合満足度1位は和歌山県
「食」は福井、「宿」は大分 同調査恒例のテーマ別都道府県魅力度ランキングの総合満足度は和歌山県が前年度から7つ順位を上げ、1位を獲得。“常勝”沖縄県が2位となった。和歌山県は県内客の旅行割合が高く、改めて地元の良さが支持されたことが要...
“故郷さがし”が次のトレンド じゃらん宿泊旅行調査2022を読み解く(1) 回復傾向のなかに見える新市場
リクルート・じゃらんリサーチセンターが「じゃらん宿泊旅行調査2022」をまとめた。21年度(21年4月―22年3月)1年間に国内宿泊旅行を行った人の割合を示す宿泊旅行実施率は前年度比2・9ポイント増の34・1%と、微増ながら最低値だった20...
「一寸先の闇から明るい兆し」 全国旅行業協会が総会、二階会長が鼓舞
全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長=衆議院議員)は6月29日、東京・平河町の都市センターホテルで2022年度総会を開いた。席上、二階会長は「一寸先は闇から少し明るい兆しを感じつつあります。みんなで努力し難関を乗り越えましょう」と会員を鼓...
国内旅行復活へ強い決意 ANTA・第16回国内観光活性化フォーラム
一般社団法人全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は5月31日、山梨県甲府市のYCC県民文化ホールで「第16回国内観光活性化フォーラムinやまなし」を開いた。コロナ禍で2度の延期から3年ぶりの開催となったフォーラムには、全国のANTA会員...
ポストコロナはLGBTQ 大阪観光局(2) オール日本で世界の市場へ
アジア初開催で万博につなぐ 会議であいさつした大阪観光局の溝畑宏理事長は「アフターコロナで2022年から国際観光の競争が始まります。世界の中で選ばれる都市になるためにLGBTQを積極的に受け入れたい。総会は大阪で開きますが、アフターコ...
ポストコロナはLGBTQ 大阪観光局(1) 24年にIGLTA総会誘致
性的マイノリティに関する理解や共感を、旅や観光の力で広げていこう―。ポストコロナ期の日本で「LGBTQツーリズム」の取り組みが本格化しそうだ。国内だけでも血液型のAB型とほぼ同比率に当たる総人口の8・9%がLGBTQとされ、国際旅行における...
訪日観光ジワリ復活 5月中に実証ツアー(2) 4月の訪日客は2年ぶり10万人台
出国者数も10万人超え 日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は5月18日、4月の訪日外国人がコロナ前の2019年比で95・2%減の13万9500人だったと発表した。 1カ月間の訪日客が10万人を上回るのは20年3月以来、約2...
訪日観光ジワリ復活 5月中に実証ツアー(1) 米豪など4カ国から、水際対策緩和を検証
観光庁は5月17日、訪日観光再開に向けた実証ツアーの受け入れを5月中に実施すると発表した。コロナ禍における規制の緩和が世界的に進む中、日本でもインバウンド受入再開に舵を切る。当面は1日あたり1万人の入国者の枠内で、少人数の行程が決まっている...
地域ブロック割で連携 北海道・東北の旅行業組合ら
北海道と東北6県の中小旅行会社がタッグを組み、いわゆる「県民割」の道県外への送客(地域ブロック割)に関して支援窓口を設けている。地域ブロック割に伴う県外送客については、送客先に割引枠を持たない旅行会社は実施できないことから、営業拠点が限定さ...