1面記事本紙から
観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(5) 社会情勢による再編を先取り
全員が目立ち、キャラが立つように ―全旅連青年部は組織として政策が大きなウェイトを占めていますね。 星 今期に限ってということではなく、全部の事業が政策につながっていると政策担当副部長上は思っていました。ほかの副部長は自分の担当...
観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(4) アンテナを高く据えて
仕事を任せる重要さ ―海外は別のお話もありますよね。 星 そうそう、治さんが1回目のニューヨークから行っている世界民泊会議。 鈴木 国内の同業者で話するだけでは考え方も同じで、いつか刺激がなくなってきます。そんな時、海外の...
観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(3) 平昌五輪で世界を見る
意思・イズム伝え気持ちを押す ―2人は一緒に海外へ行ったとか、すごく親密なイメージがあります。 鈴木 一人で行くのが寂しかっただけなんですけど(笑)。まだ部長になる前でしたが。 星 そもそも、全旅連で自分がいろんなことを...
観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(2) 踏襲と変革のバランス
新しいものを取り入れて、次の世代も考えて ―以前から、依存体質を変えたいとも話していましたね。 鈴木 奥津荘は直予約が74―75%で、OTAが20数%でやっています。規模が小さいからできると言われれば、そうかもしれないのですが、...
観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(1) 地域経済をリードする産業に
全国旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(全旅連青年部)が2月17日に東京都内で開く全国大会を前に、現部長の鈴木治彦さん(岡山県奥津温泉・奥津荘)と第25代部長に就任予定の星永重さん(福島県会津湯野上温泉・藤龍館)が対談した。2人の話は、業界が...
“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(3) 旅行会社と宿で共存図る
オール観光で一つに ―石川県の話をお聞きしていると、旅行会社と旅館の信頼関係、絆の深さを実感するのですが、全国的にみると一部の旅館が直販売を強化し、旅行会社を排除しようという動きがあると耳にしたりするのですが、その点いかがでしょうか。...
“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(2) 旅館組合も全幅の信頼
会員のマンパワー発揮 北 団結力のある協会ですから、決まってしまえば、皆さんやったこともない外国へのチャーター便の集客に動いてくれて、最初の年は1便の予定が3便を運航できるほど集客しました。1便あたり270席を3便ですから810人を集...
“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(1) 県民割を地元事業者と県で推進
石川県では昨年、観光業界を支援することを目的に「泊まって応援! 県民限定宿泊割」を実施。県民が県内旅行をする際、1万5千円を上限に半額程度を県が補助するもので、開始早々大きな反響を呼んだ。全国の自治体が同様の宿泊割を行うなか、石川県は事業の...
四字熟語で2021年の観光を再起(3) 衛遠不密・起死革生
衛生を商品化し密の復活を 【衛遠不密】 コロナ禍が永遠不滅であってはたまらないが、今年の観字に「衛」を挙げた佐藤さんは「コロナ禍が収束しようがしまいが、手指洗い、人との接触回避、3密回避など衛生観念が国民に普及した」のは間違いない。観...
四字熟語で2021年の観光を再起(2) 内優外寛・種暁無常
内に優しく外で寛ぐ 【内優外寛】 昨年は内にも外にも憂慮すべき問題が多い内憂外患だったが、今年は内に優しく外で寛ぐ1年にしたい。 井村さんはコロナで内向きだった昨年から、今年は「外」で勝負しようと呼びかける。緊急事態宣言の時は外...