1面記事本紙から
自治体で広がる観光自主財源 日本交通公社刊「旅行年報2018」を読み込む(1) 国内旅行、高速バスが順調
公益財団法人日本交通公社はこのほど、旅行年報2018(A4判224ページ)を発刊した。観光庁をはじめとする各種統計資料に同公社独自の調査を加え、直近の旅行・観光市場の動向をまとめている。短期のトレンドに加え、長期にわたって比較のできる指標が...
四字熟語で2019年の観光を占う(3) 引錨可躍・一眩闘千
新しいニーズと“幻術”への対応 【引錨可躍】は、相手の性格や能力に応じて適切な指導を行う「因病下薬」を、藤田さんの「可」と池田さんの「躍」で造語した。 「可」とは撮影可能なことだと藤田さん。4K8Kの本放送や、カメラレンズが3つ...
四字熟語で2019年の観光を占う(2) 祭色健備・適前闘紡
備えあれば飛躍の年に 【祭色健備】は、橋爪さんの「健」と山田さんの「備」から。2人とも今年のラグビーW杯日本大会、来年の東京オリンピック・パラリンピックと世界的な祭事で日本が一色に染まることを見据える。 橋爪さんの「健」...
四字熟語で2019年の観光を占う(1) 7氏が選ぶ今年の観字
2019年の観光業界動向やトレンドを占う漢(観)字一字を今年も本紙コラムニストを中心に挙げていただいた。それを組み合わせて【祭色健備(才色兼備)】【適前闘紡(敵前逃亡)】【引錨可躍(因病下薬)】【一眩闘千(一騎当千)】を創作した。7氏が選ぶ...
非日常が常態化した年 18年本紙紙面から「観光番付」(3) 新語?ガストロノミーも
「人手不足」と「生産性向上」 業界の課題、活路見出せ 大関は「人手不足」と「生産性向上」。観光業界の人手不足は特に旅館やバスなどで顕在化しているが、即効性のある対策は見出せていない。その中で、新たな在留資格制度が来春に導入される予定だ...
非日常が常態化した年 18年本紙紙面から「観光番付」(2) 観光業界の“憲法改正”
業界の未来変える法制度に議論集中 もう一方の横綱は「法律改正、新法施行」。今年は1月に改正旅行業法、6月に改正旅館業法と民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行された。特に前者2つは観光業界の憲法とも言えなくもない。 改正旅行業法では、...
非日常が常態化した年 18年本紙紙面から「観光番付」(1) 相次ぐ天災、復興支援の制度設計を
今年もやります―2018年1年間の「観光番付」。大雨、台風、地震が相次いだ。天災のない平穏な年がここ何年かなく、毎年どこかが大きな被害を被っている。究極の非日常が常態化している感すらある今、国際情勢、政治の世界も乱高下を繰り返す。一寸先すら...
相次ぐ天災の影響色濃く 大手旅行会社が直近の業績発表、国内旅行が低迷(2) 日本旅行・阪急交通社
日本旅行・個人旅行落ち込む 阪急交通社・グループ計も大幅減 日本旅行が発表した9月の営業速報では、国内旅行は3.4%減の227億2千万円で、団体1.2%減、「赤い風船」など企画商品0.5%減だったが、JR券や航空券、一般宿泊などの個人...
相次ぐ天災の影響色濃く 大手旅行会社が直近の業績発表、国内旅行が低迷(1) JTB・KNT
地震や豪雨、台風など大規模な自然災害に見舞われた今年、大手旅行会社の業績にも色濃く影を落としている。JTB、日本旅行、KNT—CTホールディングス、阪急交通社がこのほど明らかにした直近の取扱状況では国内旅行の落ち込みが大きい。ふっこう割など...
北海道を盛り上げよう 官民代表で復興支援を決意(2) 国交相らが意気込み
今こそ本気になる時 会合では政府関係者をはじめとする国会議員、観光団体幹部、旅行会社やJR、航空会社の幹部が北海道支援で決意を述べていた。 石井国土交通大臣=北海道は外客宿泊で全国3位です。政府として早期回復を期待する中、JRや...