労働時間と料理人-技を磨いてこそ…研鑽の心を
やっと暖かな春になりましたね。人々が動く行楽シーズンに向けて、旅館ホテル業界は休む間がありません。
忙しい時を駆け抜けても新たな忙しさがやってきますが、どこも「人手不足」が深刻な問題です。メディアでも観光地の新たな取り組みとして職業体験などを実施しているところを紹介していました。フロントや料理出しを担当する仲居さんはもちろん、料理人も不足しており、人の確保に飛び回らなければならない状態です。
たとえ人が足りなくても、お客様にご迷惑をおかけするわけにはいかず、従業員も休憩時間を惜しんで働いている人もいるでしょう。労働時間の問題も多々ありますが、削ってもいい部分は削り、大事にしていかねばいけないところは死守するという気持ちが大事ではないかと感じます…
(大田忠道=料理人集団「天地の会」代表)
(トラベルニュースat 2018年4月10日号)
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