投資と返済-スピーディーと多角的な視点
梅雨時期に入ると、観光地も全体的には閑散期を迎えます。土日祝日は予約が詰まっても平日はガラガラ…という旅館ホテルも多いのではないでしょうか。この状態にこちら側が慣れてしまってはいけません。閑散期でさえもお客様が集まるような場所にするためには、「売り」になる何かを見つけなければいけません。
全国にある湯快リゾートなどは原価率などを厳しい目で管理しているようですが、そういう中でもパフォーマンスをもって人を呼び寄せていると感じます。
先日お邪魔したところでもマグロの解体ショーをしておりました。通常よく各地でするようなものよりかなり小ぶりなマグロを使っていましたが、それでも威勢のよい掛け声や派手なパフォーマンスにお客様もとても喜んでいらっしゃいました。お客さんが喜ぶポイントをしっかりとつかんでいるように思います。
いつもしていることであっても、少し工夫をするだけで効果が上がるサービスなどはたくさんあると思います。それを従業員一人ひとりが考えていきましょう…
(大田忠道=料理人集団「天地の会」代表)
(トラベルニュースat 2018年7月10日号)
続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
大田料理長の味な話 の新着記事
- お客様への対応 現場と上層部のギャップ(24/11/18)
- 働くということ 働く側、雇う側で異なる視点(24/10/16)
- 携帯電話の功罪 対人関係育成のために(24/09/12)
- 閑散期対策 お客様に伝わる“ひと手間”(24/07/16)
- 効率化 従業員と対話する時間を(24/06/14)
- 石和温泉と新入社員 食事空間づくりは全体の務め(24/05/15)
- リニューアル お客様の反応を直に感じよう(24/04/16)