楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

レストラン改装相次ぐ 大阪のシティホテル

昨年度の訪日外国人客数は約2869万人。うち大阪府を訪れたのが約1100万人と3人に1人以上が大阪を訪れている。市内主要13ホテルの5月の平均客室稼働率は約90.1%と、前年同月比約1.3ポイント上昇。前年実績を上回るのは17カ月間連続という。総消費額は年額で約1兆1731億円。4年前が約2661億円だから実に4倍になっている。

こうした状況を鑑み、ホテルの建設ラッシュが続く。3月末時点で営業許可を得ているのが411軒で、1年間に約70軒増。今は9月、まだまだ増えているようだ。ホテルの業態の多くは宿泊特化型で飲食施設を付帯しないホテルが多い。

一方で、大阪の魅力はやはり「食」。米国の新聞で「『究極の日本のごちそうが待っている』都市」として「大阪」の名前が出ている。大阪は、ミシュランクラスのレストランから粉もんクラスのB級グルメまで、“うまい”ものが多く、しかも“安い”。

だから、という意味ではないが、既存の高級ホテルではレストラン改装ラッシュの様相だ。

(井村日登美=ホテルジャーナリスト)

(トラベルニュースat 2018年9月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編

四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ