京都に“自然体”のホテル開業　GOOD NATURE HOTEL KYOTO

京都・四条河原町に昨年12月９日、健康的で美しくクオリティの高い生活を実現し、循環型社会に寄与するライフスタイル「BIOSTYLE（ビオスタイル）」を具現化する「GOOD NATURE HOTEL KYOTO（グッドネイチャーホテルキョウト）」が開業した。

京阪ホールディングス（大阪市）とビオスタイル（京都市）が、高島屋京都店に隣接して同日開業した複合施設「GOOD NATURE STATION（グッドネイチャーステーション）」に入居する。同施設は地上９階建て、延床面積は約２万７６２８平方メートル。３階で高島屋京都店と歩行者用連絡通路で結ばれており、双方に行き来できる。

コンセプトは“信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする”「GOOD NATURE」なモノ・コトが集まる場所。GOOD NATUREとは「楽しみながら、健康でよいものを自分らしく取り入れるライフスタイル」という考え方である。それが集まった場所ということで、１階にオーガニックの食品や健康にも地球にも優しい地元の生産者の商品を販売するマーケット、自然派ワインのテイスティングバー、カジュアルダイニング＆バー、様々なパティシェのスイーツが並ぶスイーツラボが入居。２階が素材を追求し四季を五感で味わう食体験を経験できる「プレミアムガストロミーフロア」で、イタリアン、創作料理、中国料理の３店舗が腕を振るう。３階にはオリジナルコスメブランド店、スイーツカフェ、職人や作家の作品を販売、トータルビューティサロンなどが入居する。そして４階以上がホテルとなる…

（井村日登美＝ホテルジャーナリスト）

（トラベルニュースat 2020年1月25日号）