KOBEホテル6社会 県産品を美味しく食べて社会貢献
コロナ禍で動きが鈍かったホテルも、5月が過ぎ少しずつ日常を取り戻しつつある。新規ホテルのオープンはもとより、これからオンシーズンになるビアガーデンも次々にオープンするなど、様々な食の企画も目白押し。
なかでも神戸地区では神戸6ホテル共同企画「ひょうごテロワールKOBE 6ホテル 食の旅 チャリティーランチ&ディナー」が7月1日からスタートする。コロナ禍で3年ぶりとなった昨年に続いての開催で、6ホテル共同イベントは今回で20回目。
6ホテルは▽ANAクラウンプラザホテル神戸▽オリエンタルホテル▽神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ▽神戸ポートピアホテル▽神戸メリケンパークオリエンタルホテル▽ホテルオークラ神戸。
兵庫県は、かつて摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の5つの国に分かれており、独自の地域文化と風土を有する食材の宝庫。6ホテルの各シェフが、そうした県産食材を使用し、その魅力を最大限に引き出す。しかも鉄板焼き、洋食、中華、フレンチ、グリルなど多彩なメニューで提供する。
料金は、ランチコースが1人5千円(税サ込み)、ディナーコースが同1万5千円(同)。うちランチコースが300円、ディナーコースが600円をチャリティーとして寄付する。
寄付先は、公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金と認定NPO法人日本クリニクラウン協会。前者は、神戸市のポートアイランドで小児がんや難病の子どもと家族が治療中に自宅のような環境で滞在できる施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(19室)を運営。後者は「すべてのこどもにこども時間を」を合言葉に、赤い鼻がトレードマークのクリニクラウン(臨床道化師)を小児病床に派遣し、入院している子どもたちが本来生きる力を取り戻して、笑顔になれる環境づくりを進めている。これまでのチャリティー総額は2127万9千円にも及ぶ。
期間は9月30日までの92日間。期間中スタンプラリーを実施する。各ホテルでランチまたはディナーを利用すると、1回で1個のスタンプを押印。6ホテルすべて回ると6ホテル共通ランチ券、3ホテルで6ホテル共通ケーキセット券、2ホテルで6ホテル共通コーヒー券をもれなくその場でプレゼントする。
またアンケートに協力すると、6ホテルの宿泊券などがあたるペアプレゼントキャンペーンも実施する。
とまあ、いいことづくめ。ランチ&ディナーに併せて、宿泊プランも販売。1泊2食付きで1室2名利用1名2万1500円(税サ込み)から。
6ホテルは1999年に「神戸にお客様を呼ぼう、ホテルにお客様を呼ぼう」をテーマにKOBEホテル6社会を発足…
(井村日登美=ホテルジャーナリスト)
(トラベルニュースat 2023年6月25日号)
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