「無理です」「できません」で終わってしまう人

何かを頼まれて「無理です」「できません」と言って終わってしまう人がいます。自社の都合や自分の都合を言い訳にする人さえいます。相手は「無理なのは承知だがそこを何とかしてほしい」という思いで頼んでいるのです。できないのにできると言うのはダメですが、「できない」だけで終わってしまっては損です。

たとえ不可能でも「無理です」「できません」では誠意がありません。「これならどうでしょう」と別の案を提示すればどうでしょう。それだけでも人間関係は大きく変わってくるはず。否定を肯定に変える会話で真のコミュニケーションを図りましょう。

◇「分かりません」「できません」は禁句

（川西修＝幸南食糧会長）

（トラベルニュースat 2022年11月10日号）