中国から押し寄せるクルーズ客船
6年ぶりにクルーズのコラムを再開させていただきます。前回は146回まで連載させていただきましたが、そのころの日本は、クルーズブームというにはほど遠い状況で、いかに船旅文化を日本に根付かせるかを模索する中での執筆でした。
しかし、今、クルーズ客船が日本の港に続々とやってきています。まず、その理由から説明しましょう。
2006年、上海を発着港とするクルーズが始まりました。クルーズには昔からの客船の伝統を引き継ぐ伝統的クルーズと、1960年代にカリブ海で誕生した、一般大衆を対象とした現代クルーズの2つがあります。前者は富裕な高齢者層を相手にした優雅な船旅で、期間も長く、価格も高いのですが、後者は短くかつ安い料金の船旅で、年収が300万円程度からの一般庶民を対象としていました。現代クルーズは北米で大きく花開き、その後も欧州、オセアニア、南米、東南アジアなどで事業展開が図られました…
(池田良穂=大阪府立大学特認教授)
(トラベルニュースat 2017年10月10日号)
続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
新クルーズ学 の新着記事
- バイキング・エデン 大人のラグジュアリ、日本市場にデビュー(25/03/12)
- フライ&ショートクルーズの楽しみ(25/02/12)
- MSCベリッシマの日本一周クルーズ(24/12/11)
- 急増する小型豪華客船(24/11/15)
- 日本一周クルーズと地方活性化(24/10/15)
- アイランドホッピング 東京―伊豆諸島―下田(24/09/11)
- アラスカクルーズ 観光公害を防ぐ人数制限の協定(24/07/12)