日本市場の夜明け感じる
「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」をご存じでしょうか。これは日本外航客船協会というクルーズ客船や国際フェリーを運航する業界の団体で、日本のクルーズ事業の振興のため、その年のすぐれたクルーズ商品企画を表彰するもので、創設以来、選考委員の一人としてその選考に携わっています。去る12月19日、その表彰式が東京であり出席してきました。
昨年度のグランプリに輝いたのはセレブリティ・ミレニアムによる自主クルーズとして実施された、春と秋の日本一周クルーズでした。外国籍船なので、日本一周といっても、海外の港に必ず寄港しなくてはならず、パスポートの必要な海外旅行です。船の大きさは約9万総トンで、満船だと2400人余りの乗客が乗船できます。表彰の対象となった日本発着クルーズは8泊9日のやや長いクルーズでした。このプレミアムクラスの大型船を、ゴールデンウイークなどの長期休日ではない日程で、日本のマーケットだけで船を一杯にしたことが評価されての受賞でした…
(池田良穂=大阪府立大学特認教授)
(トラベルニュースat 2018年2月10日号)
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