新クルーズ学コラム

北海道クルーズ振興協が20周年
去る5月23日、札幌市の北海道運輸局の入る庁舎ビルのホールで、北海道クルーズ振興協議会の20回目の総会が開催されました。北海道は、初夏には少し早い季節でしたが新緑が目にまぶしく、夜はまた寒いですが昼の気温は快適でした。 さて、クルーズ...

外国籍クルーズ客船の来日
3月からの日本のクルーズ客船寄港受入再開を待っていたかのように、外国籍船の来航ラッシュが続いています。ちょうど世界一周クルーズの季節でもあり、その途中で日本の港に寄る船もあります。 かつては日本の各港は「クイーンエリザベス2」のような...

クルーズマーケットの急回復
海外ではクルーズやフェリー事業に関する国際会議が数多く開催されています。今年もマイアミで恒例の国際会議・展示会「シートレード・クルーズ・グローバル2023」が4日間にわたり開催されました。日本の各港からも関係者30名あまりが参加して、日本へ...

日本発着の国際クルーズが再開
いよいよ3月から日本発着の外国籍船の国際クルーズが再開されました。欧米では1年ほど前から国際クルーズが本格的に再開されていますので、ほぼ1年遅れでの始動です。昨年もクルーズ各社は日本発着のクルーズ販売を試みていましたが、いずれもキャンセルに...

シンガポール発着クルーズ いち早く旅が日常化する海外
ようやく日本からの国際クルーズが3月から再開します。 国の指導の下、クルーズ業界団体および港湾団体がガイドラインを作成して、それに基づいて感染対策をたてた上での安心した受け入れで、世界一周途上の客船「アマデア」(元飛鳥)が3月1日に清...

新造船「あおい」登場 ジャンボフェリー・神戸―小豆島―高松
かつて関西と四国の間にはたくさんのフェリーが走っていました。しかし、その多くは瀬戸大橋と明石海峡大橋の開通によって姿を消しました。風前の灯火となったものの見事によみがえった航路もあります。それがジャンボフェリーの神戸―高松航路です。 ...

クリスマスクルーズの季節 ぱしふぃっくびいなす、ラスト✕マス航海へ
比較的長い旅行というイメージが定着している日本船のクルーズですが、12月には1―2泊程度の短いクルーズを「クリスマスクルーズ」と銘打って実施するのが定着しています。それも約1カ月の間に、関東、中部、関西と場所を移して実施するので、クルーズの...

現場を見て学ぶ大事さ 船舶技術系大学生のための研修旅行
中学や高校では修学旅行がありますが、大学になると学校単位での学生旅行はなくなり、研究室旅行や気の合った友ちだ同士での卒業旅行などが行われる程度となります。 そんな状況のもと古巣の大学の後輩教授から頼まれて、船舶工学を学ぶ大学生のための...

「フェリーたかちほ」登場 神戸―宮崎航路に新造船
トロピカルムードあふれる宮崎は、かつては新婚旅行のメッカでした。日本で長距離フェリーが現れた約50年前、いち早く関東から宮崎へのフェリールートが登場した背景には、そんな当時の事情がありました。関東からの航路に続き、関西から宮崎へのフェリール...

コロナ禍から復興するクルーズ
約2年半にわたる新型コロナの世界的流行によって打撃を受けた内外の観光業がようやく復活の時を迎えています。 2019年時点で全世界で年間3千万人が楽しみ、約17兆円の経済規模だったクルーズもこの春から世界各地で復活して順調に乗客を集めて...