新クルーズ学コラム
人口減と反比例し乗客増 網地島ライン
前回に続いて島めぐりの船旅についてご紹介します。ほぼ半世紀前、全国的な「離島ブーム」と呼ばれる観光ブームがありました。都会の若者が夏休みなどに大挙して離島にでかけ、長期間滞在する人も多かったのです。しかし、このブームが去った後、島の過疎化は...
瀬戸内海ミニクルーズ
本格的な宿泊型のクルーズが止まっている中ですが、ミニクルーズともいえる宿泊を伴わないクルーズの芽が各地で息吹き始めています。 その中でも注目なのが瀬戸内海汽船グループが中心となって手掛けて、この8月に登場した「シースピカ」による瀬戸内...
クルーズ再開の動き
Go Toトラベルが始まって、最初の1カ月で420万人余りが宿泊に利用したとの報道がありました。新型コロナ禍でほとんど観光客が消えた観光地にとっては、潤いの雨として大きな救いになったのではないでしょうか。私も8月に函館と京都に出かけて4泊使...
ポストコロナのフェリー利用
新型コロナ禍もようやく落ち着きを見せてきて、ポストコロナの旅行の在り方を探る動きが活発になってきています。近場の観光では、混雑して3密になりやすい公共機関を避けて乗用車での移動が増えると考えられます。しかし、地球温暖化を遅らせるためにCO2...
フェリーで瀬戸内クルーズ
かつて、瀬戸内海には大阪と別府を結ぶ関西汽船の観光船が往来していました。旅客輸送を主業務としながらも観光客も乗せ、美しくかつ静穏な瀬戸内海の船旅を満喫できるとあって外国人観光客にも人気があったといいます。戦後まもない昭和34年に「むらさき丸...
科学的リスク思考のすすめ
新型コロナウイルス感染禍がなかなか収まらない。 この書き出しは1カ月前の本コラムとまったく同じフレーズだ。「外出自粛」「特定業種の営業自粛」「三密の回避」「接触の80%減」といった掛け声が続くが、感染禍からの解放の目途はつかない。収束...
クルーズ客船の換気
新型コロナウイルス感染禍がなかなか収まらない。当初は、飛沫感染と間接接触感染が主と言われてきたが、「換気が大事」というフレーズが前面に出てきたこともあって、空気感染対策まで話題になるようになった。 筆者が事務局長を務める日本クルーズ&...
ダイヤモンド・プリンセスのウイルス禍
年間を通して日本発着クルーズを行っている「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で、新型コロナウイルスの集団感染が発生した。 同船が横浜港を出港して2週間あまりの東南アジアクルーズに向かったのが1月20日。乗客の中に香港から空路来日して乗船...
香港発着のクルーズに乗る
年末に香港発着の1週間クルーズに乗ってきました。飛行機で香港まで行って乗船するフライ&クルーズですが、飛行機もクルーズも個人的にインターネットで予約しました。香港は反政府デモが頻発している時期でしたが、空港からホテルまでのタクシーが検問によ...
ジャパネットがクルーズ販売 TVショップで2万人
日本においてもクルーズ観光が爆発的に伸び始め、昨年のクルーズ人口は30万人を超えました。日本のクルーズ元年と呼ばれた平成元年が約15万人だったので、その2倍です。 そして昨年には、通販大手のジャパネットが、欧州のクルーズ会社MSC社の...