新クルーズ学コラム

市場拡大へ旅行会社の「英断」
かつて、日本の旅行会社では、クルーズ商品に手を出すと大やけどを負うとして「クルーズはご法度」といわれたものでしたが、それが様変わりをしてきています。 JTBは、プリンセス・クルーズの8万総トンの「サン・プリンセス」をチャーターして、約...

日本市場の夜明け感じる
「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」をご存じでしょうか。これは日本外航客船協会というクルーズ客船や国際フェリーを運航する業界の団体で、日本のクルーズ事業の振興のため、その年のすぐれたクルーズ商品企画を表彰するもので、創設以来、選考委員の一人として...

日本にも本格クルーズの時代到来
2013年から、外国船による日本発着の定点定期クルーズが始まりました。 最初に始めたのは米プリンセス・クルーズで、7万総トンの「サン・プリンセス」で主に横浜発着で9回のクルーズを行いました。もちろんターゲットは日本人マーケットでした。...

中国南部のクルーズ市場拡大
中国の上海や天津港を発着する大型クルーズ客船が大挙して九州の港にやってくることは前回紹介しました。アメリカのクルーズ運航会社が次に目をつけたのが中国南部のマーケットでした。厦門、広州(南沙)、香港の3港と、台湾の基隆港が起点港に選ばれました...

中国から押し寄せるクルーズ客船
6年ぶりにクルーズのコラムを再開させていただきます。前回は146回まで連載させていただきましたが、そのころの日本は、クルーズブームというにはほど遠い状況で、いかに船旅文化を日本に根付かせるかを模索する中での執筆でした。 しかし、今、ク...