「持続可能」を考える夏
ピコ太郎がPRしていることもあり、国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)が少し話題になっています。今年は「持続可能な観光国際年」でもあるので「持続可能」という言葉を耳にした方は多いと思います。しかし、今まで経済成長に乗っかればよかった時代しか知らない世代には理解しにくい言葉でもあります。
端折って言えば、持続可能とは「競争しないこと」です。競争して資源やお客様を取りあうのではなく、資源もお客様ももう増えないので、「自ら創造する」ために「競争せず自分の土俵を作る」ことが求められているのです。競争さえしなければ、何ごとも持続可能になりますからね…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2017年7月25日号)
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