インターンで何を見せるか
ゼミ学生の夏季インターンシップが終わりました。35人が一人3週間、旅館ホテルで働きました。その間「うざい」と言われながらも毎日、日報をスマホで提出させ、モチベーションを見ながらフォローしていきました。
インターンシップの目的は「社会人基礎力の養成」。事前に一人ひとりの基礎力を測定し、弱みの補完を意識しながら実習しました。学生の弱みは対自己基礎力。自分に甘いので、どう社会に適応していくかが彼らの課題です。
インターンシップは学生にとっても成長するよい機会なのですが、世の中の多くのインターンは「学生のキッザニア」。人事主体で「良いところしか見せない」ので、学生はますます誤解し図に乗ってしまいます。逆に「完全なる労働者」と扱ってしまう例もあります…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2017年9月25日号)
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