皆トモダチ時代の教育
新年、どんな年になるでしょうか。
一つだけ明らかなこと。それは今年も人手不足は間違いなく続くことです。採用や教育の苦労話をうかがうにつれ、現場の大変さは身に染みてわかります。最近では、入社数年の若者でもタメ口をききます。「何様?」。そんな思いで日々教育されているリーダーの皆様のストレスは増すばかり…。
しかし、時代はもう後戻りしないと思います。教師も「さん」付けで呼ばれる時代。親も教師も上司も皆「トモダチ」なのです。「冗談じゃない」。そう思う気持ちをぐっと抑え、新たな時代の採用と教育を考えなくてはならなくなりました。
例えば、旅館業。給与の低さがよく問題になりますが、給与よりまず休日。信じられないかもしれませんが、若手には土日もたまに休日にして、かつ連休としてあげる必要があります…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2018年1月1日号)
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