「関係」が開く地域の未来
「関係人口」というキーワードが注目を浴びつつあります。
「観光以上、移住未満」という意味で、その地域に居住はしていないけれど、出身地や勤務経験地だったり、知り合いがいたり、地域と何らかのつながりがあって時々通うような「ゆるい関係」を持つ人たちのことを指します。
国の会議でも使われるようになってきた言葉を最初に使ったのは、「東北食べる通信」編集長の高橋博之さんだと言われています。
「関係人口をつくる」(木楽舎)を著したローカルジャーナリストの田中輝美さんによると「地域のシェアハウスに住んでいて地域に関わるディレクター」「都市で地域のPRをしてくれるハブ的存在」「都市暮らしをしながら地域にも拠点を持つダブルローカル」「その地域が好きというシンプルな関係」があるといいます…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2018年1月25日号)
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