環境変化しのぐ価値創造を
大学と地域の二足の草鞋を履くようになって数年。地域の自治体の仕事はほぼ秋冬に集中するので、4月になると一気に学校の仕事となり、気持ちが若返ります。
日経新聞に「先輩VS新人びっくりランキング」という面白い記事がありました。それぞれがお互いの行動にびっくりしたことの紹介です。新人君のびっくり第1位は「いちいち休暇を取るにも空気を読まなくてはいけないこと」。はい、そうなのですよ。組織は1人では成り立ちません。でも、そう言うといぶかしげな顔をされます。「そういうのって個人の自由だと思うのですけど」「だから会社っておかしい」「海外を見習ったら」なんて本音もちらり。
一方、先輩がびっくりしたこと第1位は「友だち感覚で話しかけてくること」。「マジっすか」「そうすか」「やばいっすね」。学生言葉が抜けきれません。文章を書かせても、「なので、」「○○したいです」と話し言葉をそのまま書いてしまうクセがあります。このへんは大目に見ることといたしましょうか…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2018年4月25日号)
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