無言作業で生産性改善?-変わる会議での意思伝達
皆さんの会社では、会議はまだ会議室に集まってやっていますか?
もしかすると、それは会議主宰者の自己満足を充足するだけの無駄な時間かもしれません。だって、参加者のうち何人が本音で発言をしているでしょう。そもそも発言をしないで帰る人もいるのではないでしょうか。
そんな会議を何十年もやっていると、それが当たり前になり、議論以前に「顔を合わせることが価値」みたいな目的の倒錯が起き始めるかもしれません。もちろん、ふだん顔を合わせない方々が集まることはとてもよいことです。でも、それなら殺風景な会議室ではなく、わいわいと懇親を深められる場所に移したほうがよいと思います。
とはいえ、そういう私も会議はやっていますし、喜んで参加もします。でも、あと10年もすれば、こういう会議もなくなるのだろうなあと思いながら参加しています…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2018年6月25日号)
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