ペットボトルはダサい!? コスト削減をチャンスに
コンビニやレストランのストローが徐々に紙製に変わりつつあります。レジ袋の有料化も一気に進むことでしょう。ラグビーW杯で日本を訪れたフランス人が日本でいまだプラスチック製品が多いことに驚いたと紹介されていましたが、やっと日本も世界に近づこうとしています。
そもそもなぜペットボトルやレジ袋といったプラスチックがだめなのか。地球温暖化防止のためとは頭でわかっていながらも、身に付いた使い捨て習慣は簡単には消えていきませんでした。しかし、皆がやるなら進むのが日本。この機会に観光産業もぜひ協力していきたいと思います。
まず、思い切ってペットボトルの販売をやめましょう。日本の水道水はそのまま飲めます。ホテルでは冷蔵庫に冷水ポットをセットすればよいと思います。
いや、電気代のほうがかかる、とお思いであれば、エネルギーの自給も検討していきましょう。地熱・温泉熱、マイクロ水力。企業単位・地域単位で考えていくべきタイミングです。
ごみの分別もお客様に協力いただくことはできないでしょうか。バックヤードで分別にかかるコストはどのくらいですか…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2019年11月25日号)
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