CS宣言コラム
旅館の持ち込みゴミ問題-変わる消費者意識に対応
サッカーロシアW杯での日本の活躍は見事でしたね。そしてサポーターが観客席のゴミを持ち帰ることでも各国から感心されていました。よきことです。 しかし、旅館に目を向けると、どうでしょう。無断で持ち込んだドリンクの空き缶など大量のゴミを残し...
無言作業で生産性改善?-変わる会議での意思伝達
皆さんの会社では、会議はまだ会議室に集まってやっていますか? もしかすると、それは会議主宰者の自己満足を充足するだけの無駄な時間かもしれません。だって、参加者のうち何人が本音で発言をしているでしょう。そもそも発言をしないで帰る人もいる...
生産性向上にはまず正確な測定を
宿泊業の生産性向上セミナーが花盛りです。 でもセミナーにはいくつかの課題があります。第一は、そもそも生産性はそれほど低くない企業の参加が多いこと(裏返せば肝心の方がいらっしゃらない?)。第二には、生産性が低いとされる小規模事業者も、よ...
環境変化しのぐ価値創造を
大学と地域の二足の草鞋を履くようになって数年。地域の自治体の仕事はほぼ秋冬に集中するので、4月になると一気に学校の仕事となり、気持ちが若返ります。 日経新聞に「先輩VS新人びっくりランキング」という面白い記事がありました。それぞれがお...
ハラスメントの背景に「世代間の溝」
ハラスメント流行りです。「セクハラ」「パワハラ」に始まり、「モラハラ」「スメハラ」「マタハラ」「アカハラ」「オワハラ」「アルハラ」「カラハラ」「ブラハラ」…。酒もカラオケも血液型も全部ハラスメントの対象。もう何でもありです。 そして、...
国内低迷、浮上のカギは「働き方改革」
時折「『観光』は成長産業」という言葉に語弊を感じる時があります。 急成長し、旅行消費額が4兆円に達したインバウンドが文脈に含まれているならその通りですが、国内観光に至っては、最近10年間で旅行消費額にして7兆円、3割近くの消費が消えて...
「関係」が開く地域の未来
「関係人口」というキーワードが注目を浴びつつあります。 「観光以上、移住未満」という意味で、その地域に居住はしていないけれど、出身地や勤務経験地だったり、知り合いがいたり、地域と何らかのつながりがあって時々通うような「ゆるい関係」を持...
皆トモダチ時代の教育
新年、どんな年になるでしょうか。 一つだけ明らかなこと。それは今年も人手不足は間違いなく続くことです。採用や教育の苦労話をうかがうにつれ、現場の大変さは身に染みてわかります。最近では、入社数年の若者でもタメ口をききます。「何様?」。そ...
人材不足に「育て方改革」
旅館の人手不足が深刻になっています。人が足りなくて部屋を埋められないという話はもう日常茶飯事。自ら求人サイトを立ち上げたり、人材派遣会社と提携したりと、工夫に余念がありません。そうしたサイトを訪問すると昨今の風潮を意識して、残業ほぼなし、定...
地方にサードプレイスを
最近、図書館に行ったことがあるでしょうか。本を探す人はまばらでも、学習スペースは常に満席です。それも学生ではなく一般人で。皆さんパソコンを使っています。 午後のスターバックス。コーヒーを飲もうと立ち寄ってもまず座れることはありません。...