データで見る観光コラム
宿泊施設タイプ別施設数の推移 進む宿泊施設の多様化
平成29年度末=今年2018年3月末現在のホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業の施設数と、ホテル営業、旅館営業の客室数が発表された(厚生労働省「衛生行政報告例」)。旅館業法の改正によって、旅館とホテルの別扱いがなくなったため、これを区分した統...
主要港別外国人入国者数の推移 成田、関空、羽田への集中続く
外国人入国者が初めて1千万人超えとなった2013年から4年後の昨17年は、その数が2.4倍にまで増加した。入国港はどう変化しているか、法務省の「出入国管理統計表」から15年を挟んで比較してみた。 17年の入国者数は2700万人強である...
世界遺産登録数ランキング 日本は22件で12位にランク
今年の6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界遺産(有形)に登録された。「潜伏キリシタン関連」という特異性が登録の要因となったもので、世界遺産リストに登録されるには10項目の登録基準のいずれか1つ以上に合致するほか、国...
世界のインバウンドランキング2017 日本は旅行者12位、国際観光収入9位
国連世界観光機関による昨2017年の国別外国人旅行者受入れ数と、それに伴う国際観光収入が発表された。 世界の外国人受入れ総数は、前年より7%も増加して13億2300万人、国際観光収入は5%増の1兆3400億米ドルで、後者は入国者1人当...
日本人の渡航先トップ20 中韓二強、欧米は減少
現時点におけるJNTO発表の出国日本人数の訪問先最新データは2016年のものである。その上位20カ国・地域について、21世紀最初の01年から3年ごとの数値を表にしてみた。 最下欄の出国日本人総数はすべて1600―1700万人台で、訪日...
旅館にも訪日客増の恩恵 従業員10人以上の宿泊施設タイプ別客室稼働率
観光庁の「宿泊旅行統計調査」は、この欄で何回も引用してきた。そして、ほとんどの場合に調査対象宿泊施設(全国約5万件)の全体数値をとりあげてきた。ちなみに昨年2017年調査の施設数の構成比を従業者規模別にみると、0―9人が76%と圧倒的に多く...
9割超が満足、再訪に意欲 訪日外国人の満足度調査
観光庁は2017年の訪日外国人の61.4%が、訪日回数2回以上のリピーターであり、訪日回数を重ねるほど消費額も拡大し、リピーターほど地方訪問の機会も増加すると発表した。 訪日した際の満足度が低ければ、リピーター化することは期待できない...
都道府県別延べ宿泊者数-5億人泊弱も半数の県で減少
観光庁の宿泊旅行統計調査によれば、2017年の全国延べ宿泊者数は5億人弱。15年には及ばないが、ここ数年間増加傾向を続けており、前年比では571万人、1.2%増加した。 しかし表(トラベルニュースat18年4月10日号に掲載)に見られ...
最近5年間の国別訪日客数の推移
昨17年の訪日外国人旅行者数は2900万人近く、4年前、13年の2.8倍という驚異的な増加率となった。表(トラベルニュースat18年3月10日号に掲載)は17年に20万人以上が来日した15カ国の5年間の推移である。 13年比で17年の...
訪日外国人の12カ月移動合計値
訪日外国人が1千万人を超えた2013年から、17年まで5年間の毎月の移動合計をグラフにした。ここでの移動合計とは、その月を含めた過去12カ月の合計値。したがって図(トラベルニュースat18年2月10日号3面掲載)右端の12月の値が、その年の...