主要温泉地所在市町村の2016年客室稼働率
観光庁「宿泊旅行統計調査」平成28年確定値のうち、月別の全国主要市町村(230カ所)別データから、ここでは12カ月すべて数値が記入されている市町村のうち【温泉地が中心とみられる市町村】の「客室稼働率」の動向をまとめてみた。
該当する市町村から延べ宿泊者数全国上位30をピックアップし、それぞれの月別客室稼動率を合計して12で除した数値を年平均稼動率とし、その順位でランキング表を作成した。
結果は、群馬県草津町(草津温泉)が年平均75%弱でトップとなり、松山市(道後温泉)、松江市(玉造温泉、松江しんじ湖温泉)、七尾市(和倉温泉)、いわき市(いわき湯本温泉)の4市を含めた5市町が年平均70%超えとなった。5市町はいずれも稼働率70%以上の月が9―10カ月にのぼる…
(佐藤陸雄=観光研究者)
(トラベルニュースat 2017年11月10日号)
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