9割超が満足、再訪に意欲 訪日外国人の満足度調査
観光庁は2017年の訪日外国人の61.4%が、訪日回数2回以上のリピーターであり、訪日回数を重ねるほど消費額も拡大し、リピーターほど地方訪問の機会も増加すると発表した。
訪日した際の満足度が低ければ、リピーター化することは期待できない。そこで観光庁による、観光・レジャーを主目的として訪日した外国人の満足度調査結果のうち主要4項目の直近3年の推移を表(トラベルニュースat18年5月10日号に掲載)にした。
まず「訪日旅行全体の満足度」をみると、「たいへん満足」と「満足」の合計が92―93%と非常に高い数値を続けている。逆に「たいへん不満、不満、やや不満」の合計は年々減少して17年はわずか0.4%、「普通」と合わせて2.4%であり、ほぼすべての訪日客が満足を持ち帰っている。これが次の項目「日本再訪意向」につながり、17年は「必ず来たい」と「来たい」を合わせると94%にのぼっている…
(佐藤陸雄=観光研究者)
(トラベルニュースat 2018年5月10日号)
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