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世界遺産登録数ランキング 日本は22件で12位にランク

今年の6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコ世界遺産(有形)に登録された。「潜伏キリシタン関連」という特異性が登録の要因となったもので、世界遺産リストに登録されるには10項目の登録基準のいずれか1つ以上に合致するほか、国内法によって適切な保護管理体制がとられていること、などの条件が必要なため、最近の新規登録は年間ほぼ20件前後に限定されている。

78年の登録開始から40年、現在の世界遺産条約締約国は193カ国、うち167カ国が登録遺産を保有している。登録総件数は表(トラベルニュースat18年10月10日号に掲載)のとおり、1092件。

登録10件以上32カ国のうち19カ国、そして上位5カ国中4カ国までをヨーロッパが占めている。

世界遺産の登録基準は「文化遺産」と「自然遺産」にそれぞれ定められていたが、05年に文化遺産と自然遺産が統合された新しい登録基準に変更され、両方の基準で登録されたものは「複合遺産」となった。

世界遺産の件数トップはイタリアの54件、中国が1件差の53件で続き、以下ヨーロッパの国が多い中で、アジアのインド、イラン、日本、北米・中米のメキシコ、アメリカ、カナダが健闘している…

(佐藤陸雄=観光研究者)

(トラベルニュースat 2018年10月10日号)

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