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「儲かってまっか」目前かな 大阪市・道頓堀川畔/大和屋本店・石橋利栄さん

栃木県塩原温泉やまの宿下藤屋の渡邊匡美女将よりバトンを受けました、大阪・道頓堀川畔 大和屋本店の石橋利栄でございます。

大阪はコロナ前には至りませんが、円安とインバウンド水際対策の緩和、全国旅行支援も重なり、止まっていた噴水が急に復活したかの如く、人で賑わってまいりました。

水の都・商都大阪は太閤さんの時代より商売が栄えました。車がない時代には、水路をめぐらしインフラ整備がされ、日本各地から物資が行き交ったと伝えられています。明治にもなると、各地より商人たちが集まり、金融・繊維・交通と様々な分野で日本でも指折りの企業が生まれました。

当館から少し北部にある“船場”はその名残で繊維問屋が今でも多く集まっています。JKKの仲間たちが大喜びする「船場めぐり」は女性にとって超おもろい街なのです。そのまた北にある“道修町”は薬問屋が集まり、塩野義製薬、武田薬品など日本を代表する製薬会社の発祥地です。大通りを少し中に入れば歴史ある商家の重要文化財がおしゃれなカフエと入り交り、住んでいる私でさえワクワクするスポットです。

南に向くと、約80の寺院が密集している下寺町の先に、聖徳太子が建立した日本最古といわれる四天王寺が大きくたたずみ、今でも先祖供養のためにたくさんの人が参拝に訪れます。

このところ、道頓堀界わいは若者が集い、ビルが隙間なく建ち、食い倒れの町で有名ですが、徒歩圏内でも歴史や文化も楽しめる飽きない街なのです…

(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)

(トラベルニュースat 2022年11月25日号)

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