観客力一本勝負コラム
「東京オリンピック2020」 選手たちも納得? やはり五輪は傷が多すぎた
とうとう東京五輪のテレビ中継、まともに見ることができなかった。 ニュースでは選手たちの頑張りも、感動的な場面も断片的に入ってくるが、だからといってテレビ中継をリアルタイムで追いかけるなんてことができなかった。 やっぱり、ケチがつ...
夏になると思い出す「1998年夏の甲子園」 あの年の夏は、松坂のものだったなあ
大谷選手大活躍のニュースの陰で、松坂大輔投手の引退が発表された。ちと寂しい。 あの年の夏は〇〇さんの夏だったね、と後世言われるような表現の仕方があるが、あの1998年の夏こそ「松坂の夏」だったと思う。1998という数字を聞くと、テレビ...
「東京大規模接種センター」 自衛隊のオペレーション能力に感心
僕と同じ世代、65歳から上、の友人、仲間とのあいさつは、最近は「どう?コロナ打った?」「うん、1回目はね」というのが、定番。 僕は5月30日に1回目を済ませた。場所は東京・大手町の自衛隊大規模接種センター、稼働を始めて4日目くらいだっ...
「超近間湯治の拠点にぴったりな宿」 大浴場付きドーミーインの行き届いた配慮が素晴らしい!
このコラムでは、原則、宿泊施設を観客力の対象にはしない方針できたが、今回は例外。最近、活動めざましいドーミーインチェーンの宿泊体験について触れてみたい。 とにかく、コロナのおかげの禁足令、ボーダー越えの旅行もNGということで、気分もむ...
「創刊101年記念展『永遠に新青年なるもの』」 日本のシティマガジンの元祖―新青年誌400冊を回顧
生年大正9年(1920年)―享年昭和25年(1950年)、その30年間で400冊の雑誌を世に送り出した。 もしも雑誌、新青年に墓碑銘を記すなら、こうなろう。 その30年間のなかに、関東大震災、満州事変、太平洋戦争と多くの事件が詰...
「DAU.ナターシャ」 度肝抜かれる映画製作手法!ソビエト暗黒史描く
見てもいない映画について語るのはファウルプレイだと思うが、こちらの体調が万全ではなく、またコロナでの自粛でもあるので、なかなか映画館に足を運べない。 しかしながら、この映画について、ここに記しておきたい。途方もないスケールで映画が作ら...
「第55回スーパーボウル」 25歳対43歳、QB対決の結果は?
コロナで街歩きができない。 観客力など発揮しようもないので、本当に困った事態が続いている。 まあ、憂さ晴らしはテレビでの競技観戦くらいしかないか、という感じ。 だから、2月7日(日本でのリアルタイム中継は8日午前中)のアメ...
「アメリカシネコンチェーン」 街角文化としての映画の終えん?
若いころ、といっても僕が社会に出た昭和50年代初めから昭和の終わりくらいまでの「のどかな」時代のことだが、都会のあちらこちらに映画館が散在していた。華やかなロードショーの映画街は別に、ふとしたところに二番館、三番館、名画座などがあった。エロ...
「『週刊文春エンタ!』を読む」 文化を感じない!いまのエンタメ事情
このところ自信喪失というか、このまま観客力を続けてもいいのか、というのは大げさにしても、コロナがきっかけでもないと思うが、エンタテインメントシーンの変ぼうぶりに戸惑っている。 というのも、週刊文春編集部が毎年年末になると刊行するローソ...
「江戸川乱歩居宅跡記念碑建立除幕式」 乱歩さんをめぐる記念碑合戦が勃発!
日本の探偵小説を創った人が江戸川乱歩さんであることはよく知られているが、その乱歩さんが伊勢の人なのか、名古屋の人なのか、という綱引きがいつの間にか始まっていた。 この10月30日に名古屋市の繁華街、栄の一角、広小路交差点に江戸川乱歩旧...