楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

講釈師、揺れる機内でビビる 「オチ」ないですけど…何か

毎度、本コラムを読んでいただきありがとうございます!

先日、ありがたいことで文化庁主催の「文化芸術によるこども育成総合事業」で屋久島の小学校へ寄せていただきました。つまり、学校出張公演です。

移動は飛行機ですが、機内アナウンスで「視界が不明瞭のため、万が一の時には、鹿児島空港、または伊丹空港まで戻ります。ご理解ください」と機長の言葉。

「今時の飛行機で、視界が不明瞭で引き返すとは珍しい」と、何気になく窓の外を見れば、まわりは分厚い雲で覆われており、高度を下げ始めたその直後に、激しく揺れ続けます。その揺れに、機内で乗客の悲鳴が上がるほど。

僕自身も「あ、墜落する」と思うのと同時に、

「旭堂南龍を囲む会の会報誌の原稿〆切を守った当日に限って、こんなことに巻き込まれるやなんて、慣れへんことはするもんやない」(〆切は守りましょう)と考えたり、または「朝ドラの『スカーレット』結末まで観たかったなぁ」

さらには「せや! 冷蔵庫のポッキー食べ切ってなかった!」。様々なことが思い起こされます。

あきらめかけた時に、ドン!と音を立てながら、屋久島空港に着陸しました…

(旭堂南龍=講談師)

(トラベルニュースat 2019年12月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

世界遺産登録20周年記念・聖地リゾート!和歌山へ

2024年、和歌山県では世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、現在「聖地...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ