まずは「認知症」とは何かを知る
17/11/20
認知症は病名ではなく脳という身体の一部が病気になった状態であり、加齢により誰にでも起こり得る病気だというところまでお話ししました。
今回は認知症の主な種類とその原因となる疾患についてお話しします。
認知症には引き起こす原因によって数十種類ありますが、その中でも(1)アルツハイマー型認知症(2)脳血管性認知症(3)レビー小体型認知症が3大認知症といわれています。
アルツハイマー型認知症は世界中で最も多い認知症であり、80 歳以上で20%以上の有病率と言われています。脳の中の様々な変化により正常な脳細胞が減ってしまい、脳が萎縮することにより引き起こされます。ほとんどの場合、発症と進行はゆっくりで徐々に悪化します。物忘れから始まり、見当識障害へと進みます…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2017年11月10日号)
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