「心のバリアフリー」を体現するには(1)
18/02/23
今回のテーマは、「心のバリアフリー」です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに社会が変わろうとしています。障害のある人もない人もともに生きる共生社会の実現を目指すこの大会には「ユニバーサルデザイン2020行動計画」があり、中でも重要な柱として位置づけられているのが「心のバリアフリー」です。様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションを取り、支え合うこと。そのためには一人ひとりが具体的な行動を起こし継続することが必要だとまとめられています。
そして、各人がこの「心のバリアフリー」を体現するためのポイントに「障害の社会モデル」を理解するとあります。「障害の社会モデル」とは「障害は個人にあるのではなく、社会にある」という考え方です…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2018年2月10日号)
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