5日間の停電を実体験し備蓄の心得
18/10/16
今年最強の台風21号が、近畿を中心に大きな被害をもたらしました。
我が家の地域も停電が5日間続き、信号機も消え、陽が沈むと一面真っ暗で、玄関ドアの鍵穴を探すのもひと苦労でした。自宅に備える2本の懐中電灯だけでは心もとなく、備蓄をしていたはずの電池もアッという間に使いきりました。今回は、意外と知らない防災豆知識を紹介します。
まずは、「備蓄の心得・水」です。ライフラインが止まった時に備え、日ごろから飲料水や非常食などを備蓄し、いつでも素早く持ち出せるようにまとめておくことが大切です。備蓄する飲料水は、皆さんご存知のように最低限3日間は必要で、それとは別に、ものを洗ったり、トイレで流したりするための生活用水も必要です。1日3リットル×家族人数の備えは必要でしょう。
水と食料の備えができれば次は「明かり」です。懐中電灯を使うにも携帯ラジオを聞くにも電池が必要です。単1―単4の電池とボタン電池まであると安心です。また非常食の缶詰にツナ缶を用意しておくと、缶の油を利用して簡易ランプを作ることができます…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2018年10月10日号)
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