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宿泊業でサービス介助基礎研修実施!

1月8、9日の2日間、島根県松江市の松江しんじ湖温泉の旅館「なにわ一水」様で「サービス介助基礎研修」を2回実施させていただきました。

直接お客様の応対をされる接客スタッフだけでなく、営業から調理スタッフに至るまで受講いただきました。そこには同館の勝谷有史社長の強い思いだけでなく従業員スタッフの熱い思いも表れていたように感じました。通常の研修プログラムでは、顧客満足を得るためのHow―toをリクエストされることが多い傾向ですが、サービス介助基礎研修では「おもてなしと介助技術」を切り離すことはできません。

高齢者が一緒だと危ない! 障がいのある方が一緒だと旅は楽しめない!ではなく、どんな人たちにも旅を楽しんでいただきたい、「なにわ一水」だとそれが実現できる!というのが、皆様の思いでした。

高齢者・障がい者の特性を理解することで、障害者差別解消法にある「合理的配慮の提供」を実践していく。常に自分たちにできることは何だろうか?という問いかけに向き合い、相手を理解しようとする姿勢こそ、サービス産業に必要な「おもてなし」ではないかと思います。実際に、高齢者の白内障体験をすることで、見せ方・提供方法の工夫につながります。注意喚起に赤色だけでは気づいていただけないかもしれない、コントラストはどうだろうか?と議論はさらに続きます…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2019年2月10日号)

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