感染拡大による影響と、いま為すべきこと
20/03/13
前回、奇しくも「社会的障壁」をテーマにお伝えしましたが、新型コロナウイルス感染症は、まさに世界中の人にとって障壁となってしまいました。
今は感染拡大を防ぐ措置を一人ひとりが粛々と行うしかないでしょう。できる限り混雑した場所を避け、徹底した手洗いとバランスのよい食事を心がけ、十分な睡眠をとって、免疫力を高めること! これに尽きるはず。
航空会社や旅行会社だけでなく、観光地周辺の旅館ホテルなど地域経済への影響が大きいことは言うまでもありません。
成す術がないからと手をこまねいていては一歩も進めません。あふれる情報を冷静に見極め、回復の兆しが見えたとき、まず何をすべきなのか? すでに考え始めなければなりません。お待ちいただいたお客さまに何ができるのか、今この時に策を練る必要があるはずです。
絶妙なタイミングで今度は私たちからの情報発信が必要になります。そのためのシミュレーションはちゃんとできていますか?
例えば、安全にお客さまをお迎えできるよう施設の中を磨き上げる。そしてこれまで以上に多様なお客さまをお迎えできるよう…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2020年3月10日号)
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