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サービス介助士におけるガイドライン

2019年12月に新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が確認され、一年が経過した今も感染が拡大し、収束に至りません。「3密を避ける」対策を取り、「飛沫感染」と「接触感染」をしない「新しい生活様式」を送りながら、また新たな困りごとが発生しています。

私たちが今できることとして、サービス介助士の学習と並行し、感染予防対策をしながら、安全で安心な接遇を提唱していきたいと考えています。

接遇の際は、相互に飛沫を受けないこと、ウイルスが付着した手でお手伝いをしないことが大前提です。つまりマスク着用と手洗いです。しかし、接遇の中では、3密の「密接」は避けることができない場合があります。よって接遇の際は、
・対面しない
・会話は最小限
・お身体にはなるべく触れないこと
を対話を通して伝えていきます。 このような対話を意識するためには、コミュニケーション手段を2種類以上掛け合わせて行うことが効果的です。

例えば、口頭で説明していることをイラストや文字にして指し示しながら説明することで、マスク着用で声が聞き取りづらくてもイラストを見れば内容が把握できる、というような案内ができるようになります。お手伝い内容や困りごとを一方的に決めつけず…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2020年12月10日号)

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