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サービス介助士とは

新しい年も1カ月が過ぎ、緊急事態宣言がまだ解除されない中ではありますが、気持ちだけは前向きに元気にスタートしたいですね。

今回は初心に戻り、あらためて、「サービス介助士」とは何ができる人なのかをお伝えしようと思います。サービス介助士をケアフィッターとも呼んでいます。必要なことをその人、その場にあったやり方でできる。すなわち、ケアをフィットする人です。

お手伝いをするときに、相手のニーズを確認しないまま、良かれと思ってつきっきりでお手伝いすることがその人の喜びになるでしょうか? それは、時と場合によって、助かる時もあれば、過剰になる場合もあります。

高齢者・障害者と聞くと特別な対応が必要なのかと身構えてしまったり、障害と聞くと、自分とは関係のないものと考えたり…。必要なことは、その時、その場、その人により常に変化し、一定の正解があるものではなく、サービス介助士の“ケアをフィットする”という発想が大切になります。

私たちが考える「おもてなし」とはつねにお互いが“共に喜ぶ”共生関係が根底にあります…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2021年2月10日号)

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