防災介助士 災害時支援ハンドブック
この度、令和6年度能登半島地震により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。そして一日も早い復興をお祈りいたします。
資格取得者に配布している「防災介助士 災害時支援ハンドブック」をウェブにて一般公開いたします。現地で支援活動・ボランティア活動に従事される方と被災された皆さまの少しでもお役に立てれば幸いです。https://www.carefit.org/liber_carefit/bousaihandbook2017.php
○
ハンドブック中から、障害のある方への避難所での支援の方法を一部抜粋いたします。
▽視覚に障害のある人=入口・トイレから近く、伝い歩きしやすい壁側を確保します。変化があったら随時口頭で説明し、不安を取り除きます。
▽聴覚に障害のある人=明るいところで1対1の対応。孤立させず、常に声かけを。補聴器用の電池の確保。
▽肢体(特に下肢)に障害のある人=出入口・トイレに近い所。車いす使用者のための通路幅は90センチ以上確保。電動車いす使用者のため充電器の準備。
▽高齢者=服薬治療が中断され悪化したり、水分摂取を控え、脱水症状になったり、体調が変化しやすいので注意が必要。
さらに介護が必要な高齢者や障害の程度によっては…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2024年2月10日号)
- サービス介助士25周年~サービス介助士が社会を変える~(24/11/20)
- 大阪・関西万博のテーマを実現するために(24/10/18)
- インクルーシブ防災とは?(24/09/17)
- ケアフィットの認知症オンライサロン(24/07/18)
- 合理的配慮と建設的な対話(24/06/18)
- 「場面緘黙症」をご存じですか?(24/05/17)
- 今年4月、合理的配慮が義務化!(24/03/19)