大阪・関西万博のテーマを実現するために
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開かれる大阪・関西万博に私たちケアフィットも2025年10月2日に参加し「見えないものを見る眼を養う」ことを考えてみたいと計画しています。
私たちは日常の業務として「サービス介助士」という資格取得講座を通し、ジェロントロジー(創齢学)を核として、一人ひとりが生まれてから死ぬまでの人生(齢よわい)を創りながら、生と死を考え、「いかに生きるか」ということを追及しサービス介助士の学びの中から発信しています。大阪・関西万博で、私たちは、和歌山県が生んだ博物学の巨星と呼ばれる「南方熊楠の人生」をジェロントロジーを通して見ていきたいと考えています。
南方熊楠は生涯を通して、博物学や民俗学、植物学などを中心に研究に没頭し、英国の科学雑誌『ネイチャー』など数多くの論文を発表しています。また国内においては、神社合祀反対運動や自然保護運動などにも力を注ぎ、エコロジストの先駆けとしても注目されている。持って生まれた人並みはずれの記憶力と、さらに、十数カ国に通じる語学力をそなえ「読むというのは写すこと、単に読んだだけでは忘れるが、写したら忘れない」を信条とし、人にすすめ、自分も実行しました。
偉大な学者という評判の一方では…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2024年10月10日号)
- サービス介助士25周年~サービス介助士が社会を変える~(24/11/20)
- インクルーシブ防災とは?(24/09/17)
- ケアフィットの認知症オンライサロン(24/07/18)
- 合理的配慮と建設的な対話(24/06/18)
- 「場面緘黙症」をご存じですか?(24/05/17)
- 今年4月、合理的配慮が義務化!(24/03/19)
- 防災介助士 災害時支援ハンドブック(24/02/16)