共創の旅―サービス介助士日誌コラム
宿泊業でサービス介助基礎研修実施!
1月8、9日の2日間、島根県松江市の松江しんじ湖温泉の旅館「なにわ一水」様で「サービス介助基礎研修」を2回実施させていただきました。 直接お客様の応対をされる接客スタッフだけでなく、営業から調理スタッフに至るまで受講いただきました。そ...
サービス介助士インストラクターの学び
今回は、先日実施したサービス介助士インストラクターの勉強会の様子をお話しします。 「サービス介助士」とは、街中で困っている方々が安心していただける「おもてなしの心」と「介助技術」を学んでいる人を指しています。インストラクターは、その習...
究極のバリアフリーはコミュニケーション
改正バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律)が11月1日に施行されました。 昨年6月のバニラ・エア便で車いす利用者が搭乗を断られる事例から1年が過ぎ、車いす利用者がスムーズに航空機に搭乗...
安全の先に見えてくる「豊かさや快適さ」
国交省は10月から、車いす利用者がスムーズに航空機に搭乗できるよう、航空各社に支援設備の完備を義務づけています。 いち早く行動を起こすも台風21号に阻まれ、研修が延期になっていた株式会社KSP・WEST関西空港事業部の警備スタッフが車...
5日間の停電を実体験し備蓄の心得
今年最強の台風21号が、近畿を中心に大きな被害をもたらしました。 我が家の地域も停電が5日間続き、信号機も消え、陽が沈むと一面真っ暗で、玄関ドアの鍵穴を探すのもひと苦労でした。自宅に備える2本の懐中電灯だけでは心もとなく、備蓄をしてい...
防災介助士で「知る」「守る」「助ける」
9月1日は防災の日でした。関東大震災が発生した日であるとともに、台風シーズンとも重なる時期です。私たち一人ひとりが台風、津波、地震などの災害について認識を深め、対処する心がまえを準備しようと「防災の日」が創設されました。9月1日の防災の日を...
緊急事態時に“見えてしまう”心のバリア
西日本を中心に記録的な大雨が降り続き福岡、佐賀、長崎、岡山、広島、鳥取の6県に対し「生命に重大な危険が差し迫った異常事態にある」として大雨特別警報が発表されました。この豪雨は「特定非常災害」に指定されました。 広島で「サービス介助士」...
サッカーW杯に学ぶ“バリアのない”観戦
こんなにもサッカー好きな人が世の中にはいるのか?と感じながら、夜中の2時に目覚まし時計をセットし、テレビの前で正座しながら必死に声をからしている人を何人も知っています。残念ながら終了のホイッスル音を聞く寸前にGoal!の声が響く…。 ...
「心のバリアフリー」船舶にも急務
「心のバリアフリー」「ユニバーサルデザイン」「障害の社会モデル」を鉄道、航空、ホテル、旅館など観光産業を舞台に見てきましたが、まだ船舶は覗いていませんでした。 海上交通における船舶については国土交通省がまとめたバリアフリーマニュアルが...
「旅館らしさ」の中でできる心配り
先日、山陰で旅館業を営む方から館内バリアフリー化についてお聞きする機会がありました。 10年以上の時間をかけ、コツコツと小さな努力を続けてきた結果、今の時代に必要とされる旅館ができてきた、お客さまに楽しんでいただけるアイデアはまだまだ...