楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

「週末大量観光」からの脱却

各自治体で県内客の誘客を促進するキャンペーンが実施され、地元客が戻ってきています。政府のGo Toキャンペーンもスキームが見えてきました。観光依存度の高い地方経済の活性化という目的に加え、数カ月も巣ごもりしてしまった国民に安心感を与え、旅の楽しさを再認識していただくためにも、この間、より多くの方々に外の空気のおいしさを実感してもらいたいと願っています。

しかし、人口減少下でのキャンペーンは言い換えれば一時的な客の奪い合いです。この間に体制を整え、持続可能な観光とするために、70年代から続いた「週末大量観光」を脱却しなくてはなりません。景気が5年は戻らないことを覚悟すべき現在、単純に単価を上げればよいと思うのも尚早です。

世間一般に加え、観光業界でも同時に行うべきことをあえて2つ挙げるとすれば「働き方改革」と「IT化」です。有給休暇取得率は100%ですか? 50代以上の社員がその目標を妨げていませんか?

有給取得率は景気と連関する傾向があり、景気が悪化すると下がります。日本人の有給取得率は50%と低く、これが倍増されるとすれば平日の観光需要が促進される可能性が高い、まさに金鉱です。それを言っている観光業界自らが有給を取らないわけにはいきません…

(井門隆夫=高崎経済大学地域政策学部観光政策学科教授)

(トラベルニュースat 2020年6月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
花火、温泉コロナに打ち克つ三重県鳥羽の夏

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で県境を超える往来の自粛が求められてきたなか、7月10日...

天草の古都熊本苓北をゆく

天草最北端にありながら、かつて苓州と呼ばれた時代は天草の中心地だった熊本県苓北町。長崎に...

戦国観光の本陣滋賀おごと温泉拠点に浪漫に浸る

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が好スタートを切った。主人公が“戦国大河”最後の大物、明智...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ