未来への道標コラム
観光が日本の自給率を高める
旅行の県民割と地域ブロック割が5月まで続いています。ただ地域内需要はどうしても単価が低めで週末1泊型を招きやすく、全国型のGo Toのほうが交通機関にも波及効果も出て経済効果は高いのですが、7月の参議院選挙をにらみ、政権も風評リスクを想定し...
「個」市場対応でコロナと共生
長い第6波が終わろうとしています。まわりを眺めれば、観光再開のために待機なしの入国に移行する国も続々増えています。ウィズコロナという言葉を口だけではなく、心から理解できてさえいれば恐れることはありません。カゼだって同じコロナですし、次は自分...
今こそ“日本大衆教”を破壊
あるゲーム音楽家が「日本の教育は宗教である」とブログに書いていましたが、まったく同感です。「紙と鉛筆じゃないと頭に残らない」という国が先進的なら、どうして世界から遅れを取っているのでしょう。 同じことは大学でも経験しています。授業中に...
コスパからタムパ、修行へ
タイムパフォーマンス。略して、タムパ。今の10―20代が最も重視していること。ちょっと前までは、コスパ(コストパフォーマンス)でした。が、今は違います。 観光に置き換えれば、職場はじめ、それほどまで親しくない人とは、どんなキャンペーン...
自立した成人が育つ日本へ
2022年が幕を開けました。昨年に引き続き、五輪と国政選挙の年になりますが、コロナだけは収束してほしいですね。そして、あまり認知されていませんが4月には民法改正により成人年齢が18歳と2歳引き下げられる年にもなります。酒やたばこは20歳のま...
【お願い】真面目貧乏を海外業務へ
真面目貧乏。今の大学生をひと言で表すと、こんな感じだと思います。海外では若者が環境保全や資本主義に対してデモをしていたりしますが、意識高過ぎと毛嫌いし、同様に、国会で相手の批判しか聞こえてこない野党は嫌いで、自分たちにお金をまわしてくれそう...
観光業界の「構造改革」にシフト
観光庁の令和4年度一般予算の概算要求が発表されました。 Go Toキャンペーンはいつ再開するのかという業界の声とは少し違う思惑を感じます。そもそも、業界側にもかなり企業間温度差が生まれています。果たしてGo Toキャンペーンは再開する...
虎も宿も若い世代に委ねる時
阪神タイガースが今年はペナント終盤まで頑張っています。そんな話題も20年に一度。お赦しください。 私事で恐縮ですが、愚息が今でも言っているのは、唯一父親から受け継いだのは(洗脳とも言いますが)タイガース愛だったと言っています。それしか...
「日本化」の犠牲者から脱却する
コロナ禍が長引き、中小企業の多い宿泊業はじめ観光産業が正念場に立たされています。中小観光事業者は手元流動性が低く、危機が少しでも長引くと手元資金が枯渇してしまいます。多くの補助金が用意されても、全額交付でない限り、自己資金が準備できずに諦め...
上質な消費を促す観光地に
地方旅館や温泉地への投資が活発になりつつあります。今年の公示地価上昇率トップは北海道ニセコ。白馬や軽井沢などのリゾート地が上位に並びます。 投資には外資が含まれていることも想定できますが、今後人気が出ると思われるのが、隠れたリゾート地...