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世界水準のDMO検討会 本来のあり方へ絶好の機会

前回までは台風と北海道地震の風評被害への対応や対策の話題でした。今回から気仙沼版DMO(気仙沼観光推進機構)の取り組みの紹介に話を戻そうと考えていたのですが、11月2日に観光庁からプレスリリースされた「世界水準のDMOのあり方に関する検討会」について触れたいと思います。

私も検討会の委員に任命されたのですが、まだこの検討会についてご存知ない方もおられると思いますので、まずは観光庁が検討会を設置した公式説明から見てみましょう。

「全国各地のDMO及びDMO候補法人の取組の実態を踏まえ、今後、持続可能な観光立国の実現という観点から求められる『世界水準のDMO』のあり方について、観光庁内に有識者から成る『世界水準のDMOのあり方に関する検討会を設置し、議論を行います。

近年の外国人旅行者の増加を受け、観光を我が国の成長や地方創生の柱とするため、政府は『明日の日本を支える観光ビジョン』を策定し、訪日外国人旅行者数2020年4000万人、2030年6000万人等の目標を定めるとともに、これらの目標の達成のため、『世界水準のDMOの形成、育成』を促進していくこと等を課題として掲げております。こうした課題について取り組むため、全国各地のDMO及びDMO候補法人の取組の実態を踏まえ、今後、持続可能な観光立国の実現という観点から求められる世界水準のDMOのあり方について議論を行うため、『世界水準のDMOのあり方に関する検討会』を開催致します」…

(山田桂一郎=まちづくり観光研究所主席研究員)

(トラベルニュースat 2018年11月25日号)

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