「木を見て森を見ず」になった理由 世界水準のDMO検討会7
今回も引き続き、観光庁が3月末に発表した「世界水準のDMOのあり方に関する検討会(以下、検討会)」の中間とりまとめの内容についての補足と解説です。
前回は中間とりまとめの「①はじめに」で、DMOが地方創生の切り札であり、地域で果たすべき役割の重要さから改めてDMOの役割などを整理し、議論することを検討会で約束したとお伝えしました。しかしながら、平成30年度内にすべての意見をまとめることができず、今回の「中間とりまとめ」という形で一旦、意見を集約することになったのです。
今回の中間とりまとめは7つ(①―⑦)に分けて報告していますが「①はじめに」の後、②以降のテーマは「1.DMOを巡る地域の現状と課題、2.DMO全般の底上げに向けた改善の方向性について、3.世界水準のDMOに関する次年度(令和元年)の具体的検討の方向性について」の3つだけです…
(山田桂一郎=まちづくり観光研究所主席研究員)
(トラベルニュースat 2019年5月25日号)
続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
NATO廃絶 の新着記事
- 国内旅行市場の二極化 日帰り減少から未来を見通す(24/12/03)
- 人手不足の問題 成果に応じた待遇必要(24/10/31)
- テーマパークの転換 「量から質」で高収益を生む(24/10/02)
- 世界水準の国立公園化 ワンストップ窓口で地方旅行社に商機(24/09/02)
- 国内旅行の現状 物価高に無関係な層ねらう(24/08/02)
- 道路運送法の運用改善 旅行会社主体で地域観光交通マネジメントを(24/07/02)
- インバウンド対応 クレジットカードが使えない(24/05/30)