「木を見て森を見ず」になった理由 世界水準のDMO検討会7
今回も引き続き、観光庁が3月末に発表した「世界水準のDMOのあり方に関する検討会(以下、検討会)」の中間とりまとめの内容についての補足と解説です。
前回は中間とりまとめの「①はじめに」で、DMOが地方創生の切り札であり、地域で果たすべき役割の重要さから改めてDMOの役割などを整理し、議論することを検討会で約束したとお伝えしました。しかしながら、平成30年度内にすべての意見をまとめることができず、今回の「中間とりまとめ」という形で一旦、意見を集約することになったのです。
今回の中間とりまとめは7つ(①―⑦)に分けて報告していますが「①はじめに」の後、②以降のテーマは「1.DMOを巡る地域の現状と課題、2.DMO全般の底上げに向けた改善の方向性について、3.世界水準のDMOに関する次年度(令和元年)の具体的検討の方向性について」の3つだけです…
(山田桂一郎=まちづくり観光研究所主席研究員)
(トラベルニュースat 2019年5月25日号)
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