不意の失言
2017年4月23日 食通が食事後に、料理長と親しく懇談。プロレベルの舌を持つ者同士の会話は、無上の喜びでしょう。
しかし、宿泊業界では旅行者である客が旅のプロで、宿の人は地元には精通していても、旅は素人同然。さらに料理は料理長の創作物ですが、温泉は自然の恵みで宿が造ったわけではありません。料理なら料理長が詳細まで完全に把握していますが、温泉は宿の人でも分かっていない場合が大半。むしろ生まれた時から温泉地にいるので、温泉のありがたみも他の温泉との違いも、具体的にはまったく分かっていない場合が多いのです…
(藤田聡=温泉研究家)
(トラベルニュースat 2017年7月25日号)
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