コラム
空前絶後の宿泊施設「鵜の岬」
1989(平成元年)年度から2022(令和4年)年度まで34年間、全国国民宿舎の定員利用率第1位の記録を続けているのが茨城県立「鵜の岬」である。 97年に新館を建設して58室、204人定員の規模になったのだが、施設が古い時代から利用率...
和食を考える 「おせち」は究極の健康食
日ごと寒さが厳しくなり、朝の空気は凛としていて、温泉の湯けむりが立ち上がる様子は一層味わい深くなってきました。温泉地としては、温泉の醍醐味をもっとも味わいやすい季節でありがたいことです。 テレビで雪景色を見ながら、車のタイヤをスタッド...
フライ&クルーズの時代
マイアミで生まれた現代クルーズが、巨大な観光産業に成長した理由の一つに飛行機との連携がありました。 かつて大西洋や太平洋には豪華客船とも呼ばれた大型定期船が就航していましたが、高速の飛行機との競争に敗れて姿を消しました。いわば客船の宿...
国内旅行シフト 地方には絶好のチャンス
日本政府が2022年秋に新型コロナ水際対策を大幅に緩和し、インバウンド個人旅行の受け入れを再開してから先月で一年が経ちました。 訪日外国人旅行者数は先月までの5カ月間連続で月間200万人以上を記録しています。10月は前年同月比で約5倍...
石垣島から嫁ぎ貴重な経験 北海道中標津町/湯宿だいいち・長谷川志乃さん
長野県伊那市のホテルWWJの菅沼暁美様よりバトンをお受けいたしました、北海道中標津町養老牛温泉・湯宿だいいちの長谷川志乃と申します。 私は、全旅連専務理事の亀岡氏よりご紹介をいただき2023年度より入会いたしました。 私の住んで...
登大路ホテル奈良 “贅”を尽くしたオーベルジュ
近鉄・奈良駅から徒歩約3分、奈良公園近くの興福寺に隣接してオーベルジュ「登大路ホテル奈良」がある。レストランは、札幌市が拠点のフレンチレストラン「モリエール」を経営する“フレンチの魔術師”と言われている中道博氏と、その片腕である今智行氏が監...
虎38年ぶりVとシニア蓄財
遅ればせながら、阪神タイガース日本一(アレのアレ)おめでとうございます!前回の38年前、私は社会人1年生でした。そして今、会社員だったら定年を過ぎたところ。思えば長い時間でした。それだけファンにしてみると感慨深いものがあります。 38...
悪口、陰口を言う人
「あの人、上にはいい顔するけど部下には受けが悪いらしい」「あいつ、会議でどうでもいいことばかり言うんだよ」。ついそこにいない人の噂話。悪口は聞いていて気持ちのいいものではありません。陰に隠れて悪口を言う人は「人間的に問題あり」と思われて損を...
講釈師が語る荒川十太夫その三 五佐衛門、沸々と怒りが湧いて…
「いやいや、お恥ずかしい。時に和尚、今日は御浪士の三回忌、随分参られた方々もあったようですな?」「えぇ。それはもう。赤穂の御浪士が預けられました、大名家の御家来をはじめ沢山の御参詣で。中でも松平様御家中の方々は多く見受けられましたな。それに...
最新テクノロジーで全体最適 ウズベキスタン記
シルクロードの要衝、中央アジア・ウズベキスタンを訪ねた。一般財団法人日本ウズベキスタンシルクロード財団の農業地域発展部会のミッションであった。 ウズベキスタンは中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ト...