コラム
農泊のあり方検討会 多大な事業機会が生じる
農林水産省主催の「農泊あり方検討会」が始まった。農水省主催ではあるが、かのデービッド・アトキンソン氏、東京女子大矢ヶ崎教授、JATA高井国内部長のほか、私も含めて観光、旅行系の委員が主である。 農水省としては、農山漁村地域の課題解決の...
高校生が社会モデルを考える
私たちは社会人を中心に講座運営をしていますが、最近はスポット授業の依頼を高校の先生方から受ける機会が増えています。授業のテーマは「バリアフリーとユニバーサルデザイン」「障害の社会モデルって知ってる?」「校舎のバリアを取り除くには?」「自分た...
施設協会でいきなりの大役
社団法人国際観光施設協会(以下「施設協会」)に入会したのは1991年春ごろ。常務理事の友田仁さんに連れられた私を待っていたのが、副会長の柴田陽三さん(観光企画設計社社長)、加藤寛二さん(翼建築設計事務所社長)という、お二人とも後に会長になら...
勇気 高級食材でリピート生む
「コロナ禍が過ぎた」とは言えませんが、観光業界は全国旅行支援もあり、行楽シーズンに合わせて慌しい秋を過ごすことができたところも多かったようです。 人手不足を何とかつなぎとめながら12月を迎え、これからは年末年始に合わせてさらなる繁忙を...
新造船「あおい」登場 ジャンボフェリー・神戸―小豆島―高松
かつて関西と四国の間にはたくさんのフェリーが走っていました。しかし、その多くは瀬戸大橋と明石海峡大橋の開通によって姿を消しました。風前の灯火となったものの見事によみがえった航路もあります。それがジャンボフェリーの神戸―高松航路です。 ...
大量集客から「稼ぐ」へ 事業者、地域の収益力を高める
誰もが理解していることですが、事業者や企業にとって「お金」とは「稼ぐ、儲ける」ことが一つの目的です。ただし、行政にとっては「お金」は「稼ぐ、儲ける」ものではなく、「予算」として「使い切る」ことが最大の目的であることはあまり理解されていないか...
「儲かってまっか」目前かな 大阪市・道頓堀川畔/大和屋本店・石橋利栄さん
栃木県塩原温泉やまの宿下藤屋の渡邊匡美女将よりバトンを受けました、大阪・道頓堀川畔 大和屋本店の石橋利栄でございます。 大阪はコロナ前には至りませんが、円安とインバウンド水際対策の緩和、全国旅行支援も重なり、止まっていた噴水が急に復活...
滋賀・信楽に和のオーベルジュ 欅の宿 縁
たぬきの焼き物で知られている信楽焼の産地、滋賀県甲賀市信楽町。大阪から車で約1時間と適度なドライブが楽しめる都市近郊リゾートである。その地に“和のオーベルジュ”「欅の宿 縁」がある。今年8月1日開業した1日1組限定の1棟貸し切りの宿だ。 ...
上から目線「サービス=無料」
「旅館は好きですし、将来旅館を経営してみたいと思うけど、旅館で働きたくない」。そんな学生が増えています。学生時代に旅館で働き、旅館の魅力や課題を理解している彼らは、旅館ではなく、コンサルや周辺事業に就職していきます。それはなぜか。 ひ...
「無理です」「できません」で終わってしまう人
何かを頼まれて「無理です」「できません」と言って終わってしまう人がいます。自社の都合や自分の都合を言い訳にする人さえいます。相手は「無理なのは承知だがそこを何とかしてほしい」という思いで頼んでいるのです。できないのにできると言うのはダメです...