コラム
「気づき」こそ新入社員研修の醍醐味
4月を迎え、お陰様で今年も多くの法人様から新入社員研修のご用命をいただいております。新入社員研修の主軸である「接遇」も非常に多岐に渡るもので言葉づかいや立ち姿、お辞儀の角度だけではなく、お客様の多様性、さらには障害の特性を知ることから、お客...
田辺英蔵氏と旅館業について対談
86年「レジャー産業」6月号で「田辺英蔵の連載対談・これからのレジャー産業を考えるTALK&TALK」のゲストに呼ばれました。田辺英蔵さんといえば、後楽園スタジアムの副社長、その後に熱海後楽園ホテルの社長を務められた業界の大先輩です。 ...
脱コロナ禍 「旅行しよう」気運に応える
ワクチン接種も進み、コロナ禍に負けず何とか奮闘し、暖かな春を迎えました。 行楽シーズンを挟み、関西としては大阪万博に向けて都市全体が動いています。環境づくりに各業界も動いており、様々な業界が新事業を起ち上げ新しいビルを建築したりしてお...
大神島航路の新造船「ウカンかりゆす」 観光が公共交通の維持に貢献
沖縄県宮古島の観光がブームとなっています。沖縄本島から西に約300キロの東シナ海に浮かぶ、日本では珍しい船では行けない離島の1つで、唯一の公共交通機関は飛行機です。沖縄県内の那覇や石垣島だけでなく、大阪、東京、名古屋からの直行便もあり、令和...
観光施策のあり方 「何のために?」根本から整理
まん防措置が明けた先月22日、観光庁と全国の運輸局、JNTOの職員など100名以上の方が参加する観光庁研修会の第1回目の講師として「観光施策のあり方と戦略」という演題でオンライン講義させていただきました。 当初、観光庁から依頼されてい...
「和を以て尊しとなす」のおもてなしの心 中澤牧子さん/群馬県草津温泉・ホテルヴィレッジ
山形県展望露天の湯「有馬館」の須藤佳子様よりバトンをいただいた、群馬県草津温泉ホテルヴィレッジの中澤牧子と申します。JKKには2021年1月に入会いたしました。メーリングリストや会合などを通じて、全国に同じ喜び、同じ悩みを共有できるお仲間を...
宿泊客専用ラウンジ 施設の有効利用と付加価値を高める
新型コロナも「アフターコロナ」までの道のりはまだまだ先のようで、「ウイズコロナ」の時期に入ってきたようだ。まん延防止重点措置が解除され、京阪神の街はいつも同じ賑わいを取り戻しつつある。とはいえ、まだまだ扉を閉じているお店も多いことだが…。 ...
観光が日本の自給率を高める
旅行の県民割と地域ブロック割が5月まで続いています。ただ地域内需要はどうしても単価が低めで週末1泊型を招きやすく、全国型のGo Toのほうが交通機関にも波及効果も出て経済効果は高いのですが、7月の参議院選挙をにらみ、政権も風評リスクを想定し...
プロフェッショナル意識が足りない人
仕事に慣れてそつなくこなすことをプロフェッショナルだと思い込んでいる人がいます。私は、プロとは以下の十ヶ条を満たした人だと考えています。 素直になれる▽人の意見を正確に聞ける▽常に挑戦している▽最後までやり通せる▽信頼される▽笑顔で仕...
講釈師が語る一休さんの二十三 守山の古刹に「雷井戸」が残る
守山へ差し掛かった一休禅師、土地の者に話を聞けば、どうやら鬼のような形相の雷様が、度々雷を落として皆を困らせている話を聞き、これを戒めようと致しましたが、聞く耳を持ちません。一休禅師が「ならば致し方がない」と素早く腰にブラ下げた酒の入った瓢...