コラム

旅を経験する奨学金の創設を
年々学生が幼くなっています。 宿泊産業論という授業では、新しい宿のコンセプトを考えさせるのですが、新しくもなんともないアイディアしか出てきません。調べてないし、本当に世の中を知らないのです。マーケティングの授業では、世代、性別、国籍な...

年末年始の旅行動向 4分の3は旅行しない現実
毎年12月の恒例となったJTBの年末年始(2024年12月23日から2025年1月3日)旅行動向の見通しが発表されました。調査の結果を受け、多くのメディアは「年末年始に旅行に出かけると予想される人の数は前年並みである」と報じましたが、数字を...

地元の風土に学ぶ旅館業 島根県松江市/野津旅館・斉田充代さん
福岡県・梁川白柳荘の富安久仁子さんよりバトンをお受けしました島根県・野津旅館の齊田充代と申します。今年度4月より入会させていただきました。女性ならではの活気と和やかな雰囲気で、これからさらにご縁が広がると嬉しく思っております。 私の住...

なんばオリエンタルホテル 長く滞在したくなる
大阪・ミナミの繁華街「なんば」。ここ数年、インバウンド客で大賑わいである。そのようななか、「なんばオリエンタルホテル」が客室の増室やラウンジやレストラン等を一新し、2024年12月、リニューアルオープンした。「暮らすように旅する」をテーマに...

万博の年に思う子育てと観光
新年おめでとうございます。 今年は大阪万博の年。「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年の万博は日本が経済成長を達成した記念碑として歴史に刻まれました。そして、55年。今度の大阪万博は、この間に変化した日本の経済成長がリセットされ...

宿泊税は投資財源であるべき
宿泊税の是非が問われている。 宿泊業界からは否定的な意見が多いようだ。入湯税、さらに宿泊税を取られるのは宿泊業界だけであり不公平であるとの意見や、宿泊税を導入すると他の地域より宿泊者の負担が多くなり客離れが進むのではないか、との意見も...

宿泊業における改正障害者差別解消法
秋を実感する時間のないまま12月に突入する中、快適な一週間の宿泊施設滞在をしたものの、改めて「障害者差別解消法」の理解の必要性を実感しました。 この法律は障害のある人もない人も互いにその人らしさを認め合いながら共に生きる社会を実現する...

20世紀のブライダル業界をふりかえる
創業時のBIA(日本ブライダル事業振興協会)手助けの一つが「二十世紀のブライダル業界をふりかえる」(2011年発刊)の贈呈。これは毎年ホテルの婚礼特集記事を掲載している柴田書店の「月刊ホテル旅館」と綜合ユニコムが「月刊レジャー産業」が不定期...

働き方改革 意欲湧く労働環境を
寒気が訪れ出歩くには寒い季節ですが、温泉地は湯気に引き寄せられるお客様で忙しくなっているようです。年末年始に向けて、どの旅館ホテルも大忙しでしょう。 旅館ホテルで働く従業員は、技術を身につけていかなければならない料理人、気配りと正確性...

MSCベリッシマの日本一周クルーズ
イタリアに本拠地を置くクルーズ会社MSCクルーズが、年間を通じて日本発着クルーズに投入している「MSCベリッシマ」の10日間日本一周クルーズに乗船してきました。それもテレビ通販で有名なジャパネットの完全チャータークルーズです。 今、外...