コラム
「歌舞伎座」 5か月ぶり興行再開、初日の客の入りは?
このコロナ禍で苦境に立たされている代表が観光と外食産業と言われているが、もっと厳しいのは劇場、興行の世界だろう。 先日、歌舞伎座が再開した。座席数を半分にし、大向こうの掛け声なし。拍手のみなどのルールをお客に科している。 料金が...
発酵食がまちのパワーに 長野県木曽町/山みず季URARAつたや・池田操子さん
岩手県の澤田様よりバトンをお受けした長野県木曽郡木曽町の山みず季URARAつたやの池田操子と申します。2回目のリレーコラムになります。 まず、当館の名前の由来をご紹介します。10年前にリニューアルオープンした時に、旅館名は木曽路の宿つ...
ホテル滞在を前面に改築 クロスホテル大阪
新型コロナウイルスの影響で、新規開業や改装開業の延期を余儀なくされたホテル旅館は多い。とくに関西地区は昨年から今年、来年に至るまで新規ホテル開業ラッシュのはずだった。もちろん計画自体がなくなったわけではなく、それぞれのホテルがタイミングを計...
「#廃棄前提」と高度成長の呪縛
8月中旬、「#廃棄前提おじさん」というワードがネット上で話題になりました。「Go Toでちょっと高い旅館(決して高いとは思えないですが:筆者注)に泊まったら大失敗。多すぎて食べきれない。廃棄前提」というツイートが拡散され、賛否両論が湧きおこ...
Go Toトラベル ダッチロール状態を考える
新型コロナウイルス感染症の影響で大打撃を受けた旅行・観光関連事業者の救済とともに経済の回復を狙った「Go Toトラベル」が迷走しています。政府による感染の抑制と経済活動の促進は、自動車のブレーキとアクセル操作のバランスに例えられることが多い...
コロナ禍での「新しい生活様式」
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染抑止のための「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントを公表しています。マスクの着用方法、エアコンの使用、涼しい場所への移動、日ごろの健康管理からなっており、屋外では条件...
草創期の観光研究者と人脈
1960年代は、団体旅行全盛時代。「7畳半」の客室が流行していました。一般的な和室に布団を敷くのに、4人分なら8畳の客室なのですが、正方形である8畳に3人の布団を並べて、1人分はその頭の上に横向きに敷くという、収まりの悪さ。そこで6畳の横に...
「『旅行産業論』特別授業」 デジタルデバイドの僕だってZOOM体験
大学を辞したのが昨年の3月。やめた時は、少し未練が残って、あと2、3年やらせてもらえないかな、と思っていたのだが、一年経って、昨年定年になって本当に良かった、と宗旨替えしている。 というのも、やめて一年、新型コロナウイルスで世の中がこ...
「瓶ドン」を食べに来て! 岩手県宮古市/宮古ホテル沢田屋・澤田美枝子さん
京都松園荘保津川亭奥村さんからバトンをいただきました、岩手県宮古ホテル沢田屋の澤田美枝子です。 本州最東端の日出ずるまち宮古市。映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台であるトドヶ崎灯台から望む太平洋は青い海が果てしなく続き、地球が丸いこと...
日本で2軒目のブランド フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
7月1日、大阪市浪速区に「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」が開業した。世界的なホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが展開するホテルブランドで、札幌に次いで2軒目。 「フェアフィールド」は、マリオット・インター...