観光創生への道コラム
農泊で地域経済を活性化 大阪観光局と包括連携
公益財団法人大阪観光局(以下、大阪観光局)と一般社団法人日本ファームステイ協会(以下、日本ファームステイ協会)は、以下のとおり包括連携協定を締結した。 1.包括連携協定締結の背景・趣旨=大阪観光局と日本ファームステイ協会は、大阪から全...
「わかやま12湯」に見た可能性
10月2日「第4回わかやま12湯サミットin熊野本宮大社・川湯温泉」に参加した。本紙から声をかけてもらったのだが、親交の深い田端元観光庁長官と、観光に愛を持つ数少ない国会議員、自民党観光立国調査会長でもある鶴保庸介参議院議員も参加すると聞き...
煽りを逆手にとって「台風レポーター体験」!
今年の夏は南海トラフ、台風10号など災害に翻弄された夏だった。 特に南海トラフ情報が出てから、マスコミの煽り報道は酷いものだった。マスコミがリスクに対して過剰反応し、その恐怖を煽ることはマスコミの性だと、我々は認識すべきである。マスコ...
防災拠点としての住宅宿泊 「シームレス民泊」を導入する
住宅宿泊管理業の実務講習が盛況だ。 空き家を宿泊施設としてオーナー自身が運営しない場合、運営代行を委託する先は宅建業の資格を持つ不動産業者に限られていた。さらに、地方の中核都市くらいまでは運営代行を委託する不動産事業者もいるにはいるが...
道路運送法ガイドライン発出を考える
「道路運送法における許可又は登録を要しない運送に関するガイドラインについて」が発出された。巷間、取り沙汰されるライドシェアを議論する前に現行法で解決できる可能性を整理したものだ。 このガイドラインにより、宿泊施設が無償で送迎する場合買...
ニセコは「バブル」ではない
久しぶりにニセコを視察した。 前回の視察はまだコロナ禍の影響が残るころで、インバウンドが戻っていないこともあり今ほどの活気を感じることはなかった。ただ、前々回、前回、今回で共通していることは着工済みの工事現場がすべて前回に増して拡大し...
最新テクノロジーで全体最適 ウズベキスタン記
シルクロードの要衝、中央アジア・ウズベキスタンを訪ねた。一般財団法人日本ウズベキスタンシルクロード財団の農業地域発展部会のミッションであった。 ウズベキスタンは中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ト...
NYの民泊規制から最先端日本を考える
速報である。以下、日本経済新聞の記事より。「米ニューヨーク市は5日から...」 やはり民泊分野に関しては、日本は世界の最先端である。 日本では5年以上前に同様の住宅宿泊事業法が地域だけではなく全国一律で施行され、旅館業法の改正も...
勇気もち過去と決別を
総会シーズンが終わった。 企業はもちろんのこと業界団体の総会も目白押しであった。ようやくリアル開催ができるようになったことは本当に喜ばしいのだが、総会の中身はどうだっただろう。 総会は前年度の実績報告と本年度計画が中心になる。過...
相応の値上げで人件費に充てよ
コロナ禍は過ぎ去った。インバウンドも戻ってきた。中国大陸からのインバウンドが戻ればオーバーツーリズムになるのは確実だ。より一層、都心部、既存人気観光地のみならず、地方への誘客が重要になる。 地方宿泊のメインは、やはり旅館である。現在の...